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マイナビアートコレクション展 -visionary-

2024.03.12(火)-2024.05.11(土)

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Photo: Shinichi Ichikawa

マイナビアートコレクション展 -visionary- 開催概要

マイナビアートスクエア(略称MASQ)はこの度、2023年に社員向けコレクションとして開催した「マイナビアートコレクション」を一般公開する展覧会を2024年3月12日(火)より開催します。

「マイナビアートコレクション」は、マイナビが企業として、またマイナビ社員自身が日常の中でアートと触れ合い、考え、アートから得た気付きや刺激が自らの生活や仕事、企業活動の糧となることを目的に、2023年6月にマイナビ本社オフィスで開催したコレクション展示で、初めて社内で公開されました。この度、普段アートに触れる機会が少ない方たちにも、アートをもっと身近に感じていただきたいという思いを込めて同コレクションをマイナビアートスクエアにて、一般公開する運びとなりました。

本展では、酒井建治、土屋未久、沼田侑香、藤倉麻子、村田啓、楊博、横山麻衣による作品21点を、アーティストヘのインタビュー、作品解説とともにお楽しみいただけます。アートの見方に正解や不正解はありませんが、より豊かな鑑賞体験をもたらすきっかけづくりとして、アーティストが作品に込めた思いや制作背景などを伝え、アートによって心を動かされたり、社会や自身について考えたり、誰かとの対話の種を見つけていただく機会を創出したいと考えます。今回展示する作品は、わたしたちと同時代を生き、創作活動を行うアーティストが現代社会に呼応したひとつの表現のかたちです。アートは難解なものと一線を引かず、この機会にぜひ歩み寄っていただければ幸いです。

本展を通じたアートとの出会いが、新たなビジョンやアイディア、クリエイティビティへと昇華する一歩となることを願っています。

実施概要

タイトル

マイナビアートコレクション展 -visionary-

会期

2024年3月12日(火)〜5月11日(土)
プレスプレビュー:2024年3月12日(火) 16:00〜18:00

会場

MYNAVI ART SQUARE
(〒104-0061 東京都中央区銀座4-12-15 歌舞伎座タワー22F)

開館時間

11:00〜18:00
※展覧会初日の3月12日(火)は12:00から

休館日

日・月・祝

入場料

無料

作家プロフィール

酒井 建治

1996年生まれ。
油絵や版画、立体作品など様々なメディアを用いて制作を行っている。社会的な集団における個の存在と変化について、抽象的な概念や感情を表現した作品を制作している。他にはMATTERのディレクターを務め、展示企画なども行なっている。

土屋 未久

1991年愛知県生まれ。2015年京都精華大学芸術学部メディア造形学科版画コース卒業。
2013年ユトレヒト芸術大学(HKU)交換留学。
頭の中で粘土のようにこねたモチーフたちを、自身の空間に配置し、絵に描きおこしている。
絵を通して、自分も他者も見たことのない知らない場所へ連れていきたいという想いのもと制作を行う。

沼田 侑香

1992年生まれ、千葉県出身。
2019-2020年ウィーン美術アカデミーに留学。2022年東京芸術大学大学院修了。
インターネットが日常的に使用されるデジタルネイティブ世代に生まれた彼女は、二次元と三次元の空間の往復の方法を探っている。主にパソコン上で加工されたイメージをインスタレーションや、絵画、デジタルコラージュなどで表現している。素材の一部ではアイロンビーズという子供のおもちゃを使用しており一つ一つ並べる事でイメージを構築するようなアナログ的な表現方法を用いながらもコンピューターバグのようなデジタル上でしか起こり得ないズレを発生させている。VRやAR、3DCGなどのバーチャル空間の拡張により変わり始める現実世界に焦点を当てており、現実と仮想空間の往復を目的としている。

藤倉 麻子

1992年生まれ、2016年東京外国語大学外国語学部南・西アジア課程ペルシア語専攻卒業。
2018年東京藝術大学大学院メディア映像専攻修了。
都市・郊外を横断的に整備するインフラストラクチャーや、それらに付属する風景の奥行きに注目し、主に3DCG アニメーションの手法を用いて作品制作をおこなっている。近年では、埋立地で日々繰り広げられている物流のダイナミズムと都市における庭の出現に注目し、新たな空間表現を展開している。

村田 啓

1990年生まれ。現在東京を拠点に活動。
2016年東京藝術大学大学院美術研究科絵画油画専攻修了。
視覚やスケールの変容への興味を基とした写真や映像を用いた作品制作のほか、ミュージシャンやファッションブランドとの協働などを行っている。

楊 博

1991年中国湖北省生まれ、2001年に宮城県に移住。
これまで一貫してポップカルチャーとその受容に関わる距離感をテーマに作品を制作。実際にはとても遠くに存在する人物や出来事にも関わらず、心理的には極めて親密なものとして迫りくるポップカルチャー、とりわけ音楽を中心に享受した楊は、ポップスターの肖像やそれらが彩る様々なシーンと自身の生活風景とを混ぜ合わせながら、独特の作品世界を作り上げている。

横⼭ ⿇⾐

1989年神奈川県⽣まれ。東京藝術⼤学⼤学院美術研究科博⼠後期課程美術専攻油画専攻領域(版画)修了。
「本物とはなにか」という問いのもと、iPadのお絵描きアプリで描いたデジタルの図像を油絵の具でキャンバスに描き起こし、デジタルとフィジカルの間に起こるギャップに注目しながら制作している。主な個展に2022年「⾵が吹く、海が揺れる、波が⽴つ」HARMAS GALLERY(東京)など。2023年「出張モノローグス」GASBON METABOLISM(山梨)、2022年「ART TAIPEI 2022」YIRI ARTS(台湾)などのグループ展やアートフェアにも参加。