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宇留野圭「CLEAN ROOM 清潔で空虚なある部屋の物語」

2023.10.10(火)-2024.01.20(土)

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Photo: Shinichi Ichikawa

宇留野圭「CLEAN ROOM 清潔で空虚なある部屋の物語」 開催概要

MYNAVI ART SQUARE(MASQ)第2回目となる展覧会では、アーティストが企画から出品まで自ら行い、世界のマーケットを見据えた次の次元へとアーティストの活躍の場を拡大させることを目指したアートフェア「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2023」で マイナビ ART AWARD・最優秀賞を受賞したアーティスト・宇留野圭の個展を開催します。

生活空間における身近なモチーフをもとに、空間を構成する断片的要素や部品、機械の構造を用いた立体作品やインスタレーションを制作する宇留野による本展覧会では、今夏、マイナビによるアートプラットフォームとして機能・役割を与えられ、生まれたばかりである「MYNAVI ART SQUARE(MASQ)」を「部屋」のメタファーを用いて捉え直し、空間としての機能を分解、読み直すことからはじまります。

「部屋」は特定の機能・性質を内包する「とじられた空間」であるとともに、部屋それ自体の表象だけでなく、そこに属する人間やそれを取り巻く社会など様々な状況や状態を表象し、その外に広がる大きな空間、あるいは社会の存在を指し示す「ひらかれた構成要素の一部」であるともいえます。

つくられた時点で「機能化され、無駄の排除された部屋」であるMASQをモチーフとして、この「部屋」を構成するものはなんなのか。「CLEAN ROOM」と題された本展では、それらを部品のようにバラバラに分解し、説明書のない機械を組み立てるように、抽象化され、清潔な、ある部屋の物語からその外側の世界を想像することを試みます。

実施概要

タイトル

宇留野圭「CLEAN ROOM 清潔で空虚なある部屋の物語」

会期

2023年10月10日(火)– 2024年1月20日(土)
オープニングレセプション:10月10日(火) 18:00-20:00

会場

MYNAVI ART SQUARE
(〒104-0061 東京都中央区銀座4-12-15 歌舞伎座タワー22F)

開館時間

11:00〜18:00

休館日

日・月・祝
年末年始(12月26日〜翌年1月6日)

入場料

無料

宇留野圭/KEI URUNO

1993年 岐阜県生まれ。2023年 名古屋芸術大学 大学院美術研究科修了。
部屋や洗面台などの身近なモチーフを元に、機械の構造を用いた立体作品や舞台装置の様なインスタレーション作品を制作している。

 

個展
2019年 「The pilot」 (YEBISU ART LABO/愛知)
2021年 「ESCAPE」(金沢アートグミ/金沢)
2023年 「書庫と構造」(書庫と〇〇/愛知)
2023年 「KEY WAY」(BankART Under35)(BankART Station/横浜)

 

グループ展
2019年 「C Laboratory Aichi(愛知トリエンナーレ連携プロジェクト)」(Art Lab Aichi/愛知)
2021年 「あわいの視点vol.2」(愛知県美術館ギャラリー/愛知)
2021年 「DELTA」(KAYOKOYUKI、駒込倉庫/東京)
2021年 「non-painting 絵画の忘れ方」(YEBISU ART LABO/愛知)
2022年 「CAF賞2022入選作品展覧会」(代官山ヒルサイドフォーラム/東京)
2023年 「ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI 2023」(新丸ビル3F/東京)

 

主な受賞歴
2021年 名古屋芸術大学卒業制作展 最優秀賞
2022年 CAF賞2022 名和晃平審査員賞
2023年 ARTIST’S FAIR KYOTO 2023 マイナビART AWARD 最優秀賞 2023年 ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI 2023 木村絵理子審査員賞